cyanogenmod-v4.2.11.1とdwang-v1.17.1のベンチマークを取ってみる

ADP1でいろいろファームを入れ替えていたら、cyanogenmod-v4.2.11.1とdwang-v1.17.1がデータワイプ無しで入れ替えられるのに気付いた。

現状、実用ファームの中ではこれら2つが双璧で、おそらくユーザ数もNo.1, 2だと思うので、どっちも頑張って欲しいものだ。ユーザとしてはどちらを選ぶか悩ましいところだ。とりあえずベンチマークで比較することにした。

Benchmarkでのベンチマーク

ベンチマークはBenchmark(http://jp.androlib.com/android.application.softweg-hw-performance-jiCn.aspx)を使うことにした。

条件など

  • ファーム書き換え後、起動して落ち着いたころの1回目の測定値を使う。
  • 繰り返し回数はそれぞれ5回。
  • 背景でデータ同期等が動いてるかも知れないが気にしない。

結果をグラフにしてみた。数値が大きいほうが良いものと小さいほうが良いものが混在しているので、大きいほうが良いように統一したうえ、cyanogenmodを100に正規化した。
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考察

グラフィックスコアはdwangが良い。
CPUスコアはcyanogenmodが少し良い。
メモリスコアは一長一短という感じ。
SDカードアクセスはdwangが速い。

恐らく、性能を追求してチューニングされているdwangと、Eclair DalvikでCPUスコアが高いcyanogenmodという違いが出たのだと思われる。

使い方にもよるが、この手の機器ではグラフィック周りが速いほうがレスポンスが良く感じられる。
現時点では体感速度を求めるならdwangがわずかに有利という感じ。

感想

どっちも頑張れー。