100ドルPC(OPC-MC200N)でAsteriskを動かしてみる

うちの子がIP電話機で遊びたいというので、いわゆる100ドルPCのOPC-MC200NでAsteriskを動かしてみることにした。

OPC-MC200Nのスペック

  • CPU: Vortex86(200MHz)
  • メモリ: 128MB
  • 内蔵ディスク: なし(CFスロットを利用)

インストール

Debianを入れてあったのだが、dselectを起動したらぜんぜん反応しない。調べると、dselectが139MB(うち実メモリ103MB)ぐらいメモリを食っていて、メモリ128MBのマシンでは、ばんばんスワップが起きている。
Debianは好きなディストリビューションだが、dselectのメモリ食いは何とかならないものか。

取りあえずAsteriskだけ何とかインストールできた。Debianなのでもちろんパッケージをインストールするだけ。特にソースの改変が必要ない限り、ソースからインストールするなどという下品な?まねはしない。
コンフィグファイルの設定をして電話はすぐに使えるようになった。

感想

Asteriskを動かしている裏で、パッケージの依存関係の解決やパッケージのアップデートを続けたので、ずっとスワップが起き続けている。でも電話の音質にまったく影響はない。

OPC-MC200Nはメモリが少ないが、サーバとして使う分にはそこそこ使えるというのが分かった。
新しい機種はメモリが増えているようだが、リソースの制限のあるマシンでいろいろ工夫して動かすのも醍醐味だと思うことにする。