HTC Dream(aka T-Mobile G1, Android Dev Phone 1)のクロックアップカーネルをアップデータにしてみる

これまで、クロックアップカーネルは*.imgという形式で用意しており、fastbootで書き込むことが前提だった。
アップデータ(update.zip)形式にするのは難しいだろうと思い込んでいたが、やってみると案外簡単だった。

アップデータ形式

これまでに作ったimg形式をアップデータ形式に作り直してみた。インストール方法もあっちに書いた。
http://tetsu.homelinux.org/android/
中身は今までと同じで、クロックは19MHz〜528MHzの可変。
adp1であれば素のままでもJFv1.41が入っていても大丈夫と思う。
T-mobile G1でもこのまま使えるかは不明。うまくいってもダメでも教えて欲しい。

使用感

最高クロックが3割増しだが、画面描画かDalvikがボトルネックのため、さほど速くなった感じはない。気持ち速いかなという程度。
最低クロックを大幅に下げたので、バッテリの持ちがずいぶん良くなったような気がする。正確に測ったわけではないのでプラシーボかもしれないが、家に帰るまでにバッテリが無くなって困るということは無くなったので、きっと省エネの効果はあるのだろう。